比較

Mokbi vs Fastlane:キャプチャパイプラインとデザインツールはそもそも別物

TL;DR. Fastlane は無料のオープンソース自動化ツールです。snapshot(iOS)と screengrab(Android)がアプリの UI テストを動かして全ロケールの実際のスクリーンショットをキャプチャし、frameit がデバイスフレームとキャプション帯を合成します。CI に最適で、スクリーンショットは実際のアプリ状態からリリースのたびに再生成され、UIとのズレが生じません。ただし、UI テストを書いて管理し、Ruby と Xcode の設定を行う必要があり、視覚的な仕上がりはフレームに入った生のキャプチャであり、デザインされたカルーセルではありません。Mokbi はデザインを担う側です。コード不要、AI Designer、ワンクリック翻訳、フォトリアルな 3D フレーム、レイヤードエディタ。2つは補完的なカテゴリであり、組み合わせて使うこともできます。

Fastlane の代替ツール」で検索している方の多くは、実はどちらかの疑問を持っています。「App Store のスクリーンショットを作るためだけに UI テストを書きたくない」か、「Fastlane でキャプチャはできているが見た目が地味 — どうデザインすればいい?」かです。どちらの場合も、正直に言えば Fastlane と Mokbi は競合というより、パイプラインの2つの担当領域です。Fastlane がキャプチャし、Mokbi がデザインします。

Fastlane は無料のオープンソース(MIT)ですから、価格競争はありません。この比較はまるごと、手間・スキル・最終的にどんな画像が得られるかの話です。

機能別比較

機能 Mokbi Fastlane
ツールカテゴリ マーケティングスクリーンショット向けブラウザデザインツール オープンソース CLI キャプチャパイプライン + フレームオーバーレイ
価格 作成・プレビューは無料。サブスクリプションでローンチ全体が使えるようになります — Solo €29.99/mo(1アプリ)/Studio €49.99/mo(5アプリ):契約中はエクスポート無制限に加え、フィーチャー画像・ストア文言・50言語翻訳・両ストアへの直接公開が使えます 無料(オープンソース、MIT)
必要なスキル PNG をドロップして見出しを書ければ誰でも使えます Swift/XCUITest または Espresso、Ruby、Xcode/Gradle、CI
スクリーンショットのソース PNG を持ち込む(スマートフォン・シミュレーター・Fastlane の出力) アプリの UI テストから自動キャプチャ
実際のアプリ状態との同期 なし — UI 変更時に手動で再インポート あり — CI でライブビルドから再生成
デザインの天井 レイヤードカルーセル、3D フレーム、連結レイヤー、アート フレームに入った生のキャプチャ + 1行のキャプション帯
ローカライズ 50 ロケールへのワンクリック AI 翻訳(Claude) ロケールループ — キャプションはすべて自分で書く
AI AI Designer + 画像生成・編集 なし
CI/CD 自動化 手動エクスポート(API はロードマップに記載) ファーストクラス — パイプラインの1レーン

Fastlane が本当に優れていること

エンジニアがいてリリース頻度が高いチームなら、Fastlane の得意分野で勝てるツールはほとんどありません。無料で、CI で動くため、リリースのたびに全デバイス・全ロケールのスクリーンショットセットを実際の最新ビルドから再生成し、そのまま App Store Connect と Google Play にアップロードできます。マーケティング用のスクリーンショットがリリースされた UI からズレることがありません。なぜならリリースされた UI からキャプチャしているからです。

ローカライズの仕組みも巧妙です。snapshot は Snapfile に記載した言語をループして、各言語で各画面を自動キャプチャします。Swift と Ruby の世界にすでにいるチームなら、リリースごとの追加作業をほぼゼロに近い状態で大量のスクリーンショットを管理できます。

かかるコスト — お金ではなく時間

コストはお金ではなくエンジニアリングです。snapshot を使うには Swift UI テスト(XCUITest)を書き、SnapshotHelper を追加し、共有 Xcode スキームと Snapfile を設定する必要があります。Android なら Espresso/JUnit と Screengrabfile が必要で、frameit には ImageMagick と Framefile が要ります。UI テストはフレイキーで有名であり — snapshot が自動リトライするのもそのためです — 継続的なメンテナンスが発生し、macOS の CI 分も無視できません。

もう一つは視覚的な天井の問題です。Fastlane が出力するのはフレームに入った生のスクリーンショット:デバイスベゼル・背景色・1行のキャプション。レイヤードな構成・フローティングや飛び出す要素・パネルごとのアートディレクションはありません。そして翻訳機能はなく、あるのはループだけです。各言語のキャプションはすべて自分で書く必要があります。整理されていて一貫していますが、デザインされたマーケティングカルーセルではありません。

Mokbi の位置づけ

Mokbi はデザインを担う側で、コードは一切不要です。スクリーンショット — 手動撮影でも、シミュレーターからでも、Fastlane の出力でも — を持ち込んで本格的なカルーセルをデザインできます。レイヤードな背景、最大 10 パネルにまたがる連結レイヤー、フォトリアルな 3D デバイスフレーム、キャプション。ワンクリックで 50 の App Store ロケールにキャプションを翻訳(Claude 経由)できるため、各言語を手で書く必要がありません。AI Designer がセット全体を下書きし、AI 画像生成が背景とアートを作ります。

PM やデザイナーが見出しを 10 秒で変更できます — テストスイートの再コンパイルは不要です。トレードオフは Fastlane の鏡写しです。実際のアプリ状態からの自動キャプチャを手放す代わりに、デザインの自由度とスピードを手に入れます。

実は相性が良い組み合わせ

どちらか一方を選ぶ必要はなく、最良のセットアップは両方を使うことが多いです。Fastlane で UI テストから整理されたローカライズ済みの生スクリーンショットをキャプチャし、その PNG を Mokbi に持ち込んでマーケティングセットをデザインする流れです。常に最新のソースキャプチャとデザインされたローカライズ済みストアギャラリーの両方を手に入れられます — 各ツールが最も得意な半分を担当する形です。

Mokbi に切り替える理由

  • ストアのスクリーンショットを作るためだけに UI テストを書いて管理したくない場合。
  • デザインされたローカライズ済みカルーセル — レイヤー・3D フレーム・AI 翻訳されたキャプション — が欲しく、生のキャプチャをフレームに入れただけのものではない場合。
  • PM やデザイナーが Swift テストスイートを経由せずに数秒で繰り返し作業できる環境が欲しい場合。

Fastlane の方が向いているケース

すべての方に適したツールとは限りません。Fastlane が実際に勝るのは次のような場合です。

  • アプリの実際の状態を常に反映し、リリースのたびに自動で再生成されるスクリーンショットが必要な場合 — それはまさに Fastlane の強みであり、無料で実現できます。
  • チームがすでに Swift + Ruby + CI の世界にどっぷり入っており、「デザインされたマーケティングカルーセル」が要件にない場合。
  • Fastlane でローカライズ済みの生スクリーンショットをキャプチャしてから別のツールでデザインしたい場合 — その場合は Fastlane でキャプチャして Mokbi でデザインする組み合わせが使えます。

率直な結論

エンジニアリング文化があり、リリースのたびに実際のアプリ状態からスクリーンショットを再生成して CI で完全自動化したいなら、Fastlane を選んでください(または採用してください)。無料で、この点で上回るツールはありません。

デザインされたローカライズ済みストアギャラリーが納品物であり、UI テストを書いて管理したくない場合は Mokbi を選んでください — または両方使う:Fastlane でキャプチャして Mokbi でデザイン。

2026-06-28 に docs.fastlane.tools/getting-started/ios/screenshots/ の公開情報をもとに調査・確認しました。 情報が古くなっていますか? お知らせください.

出典: Fastlane — iOS スクリーンショットガイド · Fastlane — frameit · Fastlane — screengrab(Android)

App Store のスクリーンショットが初めての方は、こちらのガイドもどうぞ — スクリーンショットサイズ, AI 翻訳, デバイスフレーム.

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